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檻の外 <木原音瀬>
このところ、色んなジャマが入って、落ち着いて感想が書けず、
それでもちょこちょこ、本当にわずかな時間を見つけては
「檻の外」の感想に取り組んできたのですが・・・・

書いては消し、書いては消し。
やっぱり書けません。
別に、
カッコよく書こうと、身の程知らずなプライドを持ってるとかじゃないです。

読み終えてから時間が経てば経つほど、書けなくなるというのもあります。
ただ、それだけではないです。
私が何をどう感じたか、それを書こうとすると、
文章すべてを書いてここがこうで、ここがこうなって・・・と、
ようは、あまりに私が力不足のため、という一言につきるのですが。

それでも、少しだけ私のメモとして感想を残しておこうと思います。

檻の外 (Holly Novels)檻の外 (Holly Novels)
(2006/05/25)
木原音瀬 草間 さかえ

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★★★★★

表題「檻の外」を読み終えただけだと、堂野の身勝手さも
多少気にならないわけじゃないのですが、
書き下ろしの 「なつやすみ」では、涙腺完全崩壊。
声をあげて泣いたのは初めてです。
BL作品であることをすっかり忘れている自分がいました。
「好きだという気持ちは、人生において君の力になる」
これ、私の座右の銘にしようかなあ・・・・・

シリーズ前作「箱の中」の感想はこちら→「箱の中」

↓ネタバレあり注意!続きから。

♪拍手ありがとうございました。お返事も続きから ↓の最後に。

出所後ずっと捜し続けていた堂野と再会を果たした喜多川。
堂野の家族を巻き込んでの、二人のその後を綴った表題作 「檻の外」
考えもしなかった喜多川視点での、
「あ、これBLだった」と思い出させてくれる(笑)、
ちょいラブな書き下ろし「雨の日」
堂野の息子・尚が見た、堂野と喜多川の人生。
尚と二人との関わりを描いた「なつやすみ」
読了後、思い出してまで泣いたのは初めてです。

「檻の外」
日曜日の午後、堂野は家族三人での買い物帰り、
家の近くの公園で、あの喜多川と、6年ぶりとなる突然の再会をする。
以前と変わらぬストレートな喜多川に、
堂野は結婚して子供もいることを伝えると、
嬉々としていた喜多川はうなだれてしまう。
しかし、堂野の住所を聞くと、喜多川は何も言わず帰途につき、
その後、とうとう堂野の近所に引っ越してきた。

とうとう探し出しましたね。
その執念は恐ろしくて、でも純粋でいとしい。

喜多川のことが好きだったけど、恋愛感情ではなかった堂野は、
出所時、住所も教えなかったし、喜多川の出所も迎えに行かなかった。
だが喜多川が自分に寄せた思い、
自分が喜多川をどうにかしてやりたいという気持ちは残っていた。
だから、再会は嬉しかったし、友人としての二人の関係を確立するために、
自宅へ呼んで食事をさせたり娘の相手をしてもらったりと、
付き合いを続けていく。

死んで、あんたの子供に生まれ変わりたいとか、
娘の穂花と結婚したいとか、突飛なことを言っているようで、
それは喜多川が純粋である証。堂野を愛するがゆえの思い。
そんな喜多川を受けとめきれないまま、
それでも少しずつ、自分の喜多川に対する気持ちに気付いていく堂野。

そんな中、娘・穂花が殺される事件が起き、
喜多川が容疑者にされてしまったり、
妻の妊娠がわかり、その妻の浮気が発覚したり、と、
次々変化が起こる。
そうして堂野は、やっと自分の本当の気持ちに気付き、
それに従うことにする。
妻とも別れ、ずっと喜多川と共にあろうと。

喜多川の放つ言葉が、ステキです。
飾ることなく、心から素直に発せられた言葉たち。
それだけを聞けば異常にも思える言葉でさえ、
喜多川が言うことによって、真実味があり、
真っ直ぐ心に届いて、辛く切なく、そして堂野にとっては、
愛されている喜びを感じる言葉。
特に、死んであんたの子供に生まれ変わりたいとか、
穂花の死に向かい合った時の言葉や、
「あんたも死ぬのか」という問いかけが、
決して感情的な言い方ではないのですが、
ドーンと響いてきて、好きです。
存在意味なく生きてきて、
死ぬことなどなんとも思っていなかったであろう喜多川が、
堂野と出会って、生きている実感を得、
そして「死」を考えた時の言葉にはやっぱり心動かされるものがあります。

それから、各人の心の葛藤が細かく描かれ、
話にどんどん引きこまれました。
妻の複雑な思いや取り乱し方は、それが普通なのでしょうけど、
私という人間が、(今の夫に対して)そういう気持ちになれないので、
わりと冷静に読んだというか。
喜多川じゃないけど「ふうん」としか思えない自分に自分で嘲笑してしまう。
妻と子供を捨て、喜多川のもとに行った堂野を
批判する人もいるようですが、身勝手なのは堂野だけではないし。
私は、堂野も喜多川もやっと報われたのが
ただ嬉しく思えました。

「雨の日」
あぁ、まさか喜多川視点の話があるとは思いませんでした。
それは、普段無口な上に発する言葉も少しズレている彼が、
何かを伝えるという行為を考えられなかったから。
喜多川に対して随分失礼ですよね。

しっかりエッチもしてます。
「箱の中」 「檻の外」では無理やり感の多かったセックスも、
この話の中では、結構ラブラブです。
そして、「夢がかなった」喜多川と、
喜多川のストレートな言葉に幸せを感じている堂野が、
ほほえましくて、この「箱の中」 「檻の外」世界の異空間みたいでした。

「なつやすみ」
この話に関しては、感想が書き辛い。
とにかく最後、泣きじゃくりました。声を止められなかった。
(誰もいない時に読んでよかった、ほんとに)

実際は妻の浮気相手との子供であり、実子ではないのに堂野の子供と認知し、
別れた妻のもとで育てられている少年・尚。
幸せに暮らす圭(喜多川)と崇文(堂野)のもとへ、
9歳になった尚がなつやすみを利用して、
親にも内緒でこっそりやってきたところから始まります。
そして、父親としてなのか他人としてなのか、
どう接していいのか悩む崇文や、
思い描いていたお父さん像と現実のギャップにとまどう尚、
思いのほか「いいおじさん」である圭の
何年かにわたるふれあいが描かれていきます。

尚視点の話なので、父親の一挙一動にビクビクしたり、
期待したり、寂しく思ったりする様子が丁寧に描かれ、
ジワジワ胸を締め付けられました。

最後は喜多川の人生を描ききって終わるのですが、
そこはもう号泣でした。
悲しいのに少し笑っている父親・崇文に、
「泣きたいんじゃないの」と声をかけた尚。
「父さんがかわいそうだ」と手を掴んだ尚。
ああ、尚がいてよかった。本当によかった。
尚がいなかったら、崇文はそのあと正気でいられなかったかもしれない。
後を追っていたかもしれない。
尚がいたから、圭という想い出を胸に生き続けているのだと思う。
そして私は、尚の中にしっかり圭が生きているのを確かめられて、
喜多川圭という男は幸せだったんだなと、
ボロボロ泣きながらも暖かい気持ちになりました。

後に残されたのが、喜多川ではなく堂野でよかった。
尚がいてよかった。そう思います。




あ○○○○んさん、
ガチャポン、頑張ってますね!私もやりたくて捜しているのですが、
どうも私の身近には見当たりません・・・・

マクロスはTVを録画しておいたものですか?
それとも、DVDをお持ちとか・・・・・
私も全巻ほしいなあと思いつつ、BOXで出るかな~と思ったり、
DVDがいいのかブルーレイがいいのか、迷い中です。
なんか、毎日迷ってばかりです。
それも『腐』なことばかりですが(笑)
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現実逃避(!)しています。
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BL、オタク風味、ネタバレ、妄想等あるのでご注意を!基本雑食なので、ファンタジー・人外・エロ・グロ・触手・痛い系・鬼畜、なんでもOK。でも一番の大好物は『切ないBL』です。『医療系』『音楽もの』にはついつい手がのびます。コミカルなものと『ヒゲ男』はちょっと苦手かも。『病弱受け』『クールツンデレ受け』に異常に反応。あ、『けなげ受け』も好物でした。
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