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交渉人は振り返る <榎田尤利>
◆拍手ありがとうございます!

交渉人は振り返る (SHY NOVELS 230)交渉人は振り返る (SHY NOVELS 230)
(2009/05/28)
榎田 尤利

商品詳細を見る

★★★★★

集中すればするほど、「こやぴー×ひらりん」 の声で
脳内再生されてしまう・・・・・
それだけベストキャストなんでしょうね。

今回、芽吹の弱さがより際立った巻というところでしょうか。

読了してから時間がたってしまったこともあり、
またちょこちょこと細切れ状態で書いた感想なので、
どうにもまとまりのない感想ですが、よろしければ。

↓ネタバレあり注意!続きから。

<あらすじ>
 優秀な頭脳と口八丁手八丁を駆使する美貌の男、
 芽吹章は、弱き立場の人を救うため、なんでもござれの交渉人として、
 『芽吹ネゴオフィス』を経営している。
 そんな芽吹が泣く子も黙ると評判のヤクザ、
 兵頭寿悦と深い関係になり、
 この頃では互いの存在に慣れつつあった。
 だが、生き方も違えば考え方もまるきり違う、
 おまけにヤクザなんて大嫌いだ、それなのに寝ている・・・・
 ということに戸惑いがあるのも事実だった。
 そんなとき、芽吹はかつて関わっていたある青年と再会して・・・・!
 

お恥ずかしいことに、最初、
風呂場の脱衣所にいる男性が、芽吹だってわかんなかったんですよ。
で、やたらにしっかりした72歳の女性に 「あ・・・?」
そして 「さゆりさん」 に、「あ~ぁ!!」と納得した次第。
その後、振り込め詐欺の犯人逮捕に一役かって、
「おすもうさん三人の下敷きになって、腰を痛めた」
「・・・章、お前の冗談は今ひとつ笑い所がわからない」
と、知らぬ間にいつものペースにのせられていました。

以前、仕事絡みでホストクラブに潜入したときの知り合い、満雄くん。
その友人で、振り込め詐欺のグループに入り込んでしまった斉藤を、
助けてほしいと、「芽吹ネゴオフィス」に相談にやってくる。
芽吹以下、メンバー(?)総出で、斉藤を正しい道へ導いてやる作戦を決行。
途中勝手に乱入した兵頭の 「ホントのヤクザ」の姿に、
斉藤は猛省をし、足を洗うことを決意した。
「俺のおかげ」とうそぶき、「たっぷりお礼を・・・」と迫る兵頭と芽吹のセックスは、
いつの間にか、慣れ親しんだ当然の行為のように熱く、エロく・・・
芽吹にとって、もう必要なものとなっているのですねー。
とまどいながらも、結局はエロい芽吹がいいわぁ~

その斉藤の関わっていたヤクザが、突然芽吹の前に現れる。
彼は以前、芽吹が弁護士時代に弁護した男。
かけられていた殺人容疑を
過失致死罪・執行猶予付きになるよう弁護した、朝比奈だった。
彼は裁判には勝ったけれど、
実はその後、悲惨な人生を送っていた・・・・
今回は、その朝比奈を、芽吹きが信じることができるか、
という葛藤が中心になっていました。
思ってる以上にすぐれた観察眼を持っているキヨに、
自己暗示をかけてると言われ、兵頭や七五三野の話に耳を傾けつつ、
過去の自分にまみれながら悩み続ける芽吹。

今まで「信じる」と言い続けてきたのは、
本当は信じていないから、「信じたい」という思いの裏表。
他人を。
自分を。
他者を信じられる自分だと信じたい。
それが唯一知っている、「他者と近ずける方法」 だから。

この「他者を~」の部分はまさしく自己暗示。
本当は信じてないということを自覚していて、それを認めたくない自分がいる。
だからこそ、信じてると思い込ませるというか。
なんかすごくわかるな~。
こういう時って、万が一裏切られても、自分が傷つかないように、
心の逃げ道もしっかり作っておいたりするんだけど、
芽吹はそれもできないくらい純粋で正直、なのよねー。

最終的にこの朝比奈が、
芽吹を裏切ったのかどうかは分からずじまいだったけど、
朝比奈らしい青年が毎月、傷つけた彼女の墓参りをしていたと聞いて、
信じたことは間違ってなかったと、少しだけ安堵できたんじゃないかな。
また人を信じていこうと、思えたんじゃないかな。
それプラス、兵頭という、自分の弱い部分を唯一見せられる相手がいるから、
芽吹は心のバランスを保てているのだと思う。

そして気になる芽吹の過去・・・。
一体何があったのか。
七五三野の 『章!それは違う、お前のせいじゃない 』という言葉に、
希望はあるけれど、芽吹の転職の原因につながっているだろうその過去は、
次巻以降、明らかにされていくのでしょう。
芽吹って思ってる以上に、過去設定が辛いですよね・・・・

今回、比較的地味だった兵頭。(七五三野も出張ってたし)
でも、芽吹への愛情がどんどん膨れ上がっているのが
目に見えるようでした。
海岸での様子や(この時貸したコートに発信機付けときゃよかったのに!!)、
真和会の幹部に会いに行ったこと。
そして傷ついた芽吹を目の前にしたときの様子に、
人を寄せ付けないような凄みオーラ丸出しのヤクザの、
意外に繊細な心を見ました。
とうとう「惚れてる」って言ったしね!(3巻目にしてやっとだよ)

で、この二人のあっちのほうは・・・・
今回積極的な芽吹にちょっとメロメロにされましたよ!
いや、エロいですねー。
自分でも気が付かないくらい、
兵頭のカラダと心を渇望していた芽吹ですからね。
自ら動いたり、キスを求めたり・・・・以下略。
でも、安心してカラダを預けられる相手がいてよかった。
心もなんだろうけど、まだ知られざる過去話もあるので、
もうしばらくはお預けということで。
(兵頭自身はどんな芽吹でも受け入れるつもりでいるけどね!)

さて、大好きなサブキャラたち。
七五三野の出番が思っていた以上に多くてよかった。
だって、芽吹をはさんで兵頭との三角関係(?)がおもしろいんだもん。
七五三野の立場が微妙でなんともいえません!
あら、あなたもそっちのお仲間?と思いきや、
まるでお母さんのようだったり。
芽吹にはっきり 「そういう関係?」と問いただし、
「・・・やってはいるわけだな」と冷静に認めてたけど、
彼はどっちを向いていくのでしょうね?
芽吹を庇護したい気持ちは満々、でも果たして恋愛までもっていくのか・・・・?
どちらにしても芽吹を 「愛し」、大切に思っていてくれる、
今後もぜひ楽しませていただきたい大好きなキャラです。

そして、キヨも智紀と少し進展したようで安心しました。
顔を引っかかれてニヤニヤ嬉しそうなキヨ。
智紀と、いつどんなところで会って、どんな会話をしているやら・・・・
「カワイイ・・・
「うるっさいっ!」みたいな・・・・
智紀もヤキモチを焼いていたようだし、
いい感じでできあがってると信じたいです。

さて余談ですが、P.223のイラストについて。
アラを捜そうとかいう気は全くなくて、
イラスト見た瞬間気になっちゃったことが・・・・
この場面、兵頭はアイボリーのトラウザーズで(P215)、
昼間のはずなのに(P214『午後2時~』、P216『昼間だと~』)、
トラウザーズは黒っぽく、窓からの景色も明らかに夜・・・
それで思ったのは、イラスト描く方って、
普通どのようにされているのでしょうね?
原作を完全に読むのか、イラスト担当場面のみ読むのか、
「こういう絵をよろしく」 みたいに指定で依頼されるものなのか。
どうなんでしょう?
スルーすればいいことなんですけどねえ。
すみません

人の弱さや、人を信じることの難しさ、また裁判そのものについて、
被害者・加害者の気持ちやその家族の葛藤など、
結構色々と考えさせられたお話でしたが、
このシリーズ、まだまだ続くようで楽しみです。
2作目の 「交渉人は疑わない」のCDも8月発売と
蓮さんから情報いただきました。
・・・・聞・き・た・い!
「こやぴー×ひらりん」ですからね。
七五三野はCV.誰かな~。


シリーズ感想はこちら ↓
交渉人は黙らない /交渉人は疑わない

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テーマ : BL小説
ジャンル : 小説・文学

Secret
(非公開コメント受付中)

脳内再生♪
あるとさん、こんばんは♪
私も読んでるときは、二人の声できちんと再生してました~。
平川さんの芽吹は、とってもイイですよね♪
七五三野の声優さんも、気になりますね~。
今度の第二弾のCDも、ますますたのしみになってきました。

今回、兵頭地味でしたよね、確かに(笑)
でも、かならずいいところにでてくるんですよ、この男!
そこはもうさすがとしかいいようがないです。
芽吹を助け出したときの(ホントに発信機つけとけよw)兵頭は、本気でかっこよかったですし…。

芽吹はそこまでして、何を信じたいと思ってるんでしょうね。
一番最後に、芽吹と朝比奈のお姉さんとの会話のシーンがありましたが、あれですべてが救われるわけでも、報われるわけでもなんでもないけど、でもよかったなと思いました。
少なくとも、芽吹の信じるといった言葉が、100%無駄にはならなかったのかなと、思えましたし。
今回のお話は、ホントに思うことが多過ぎて、胸がいっぱいです。

そして、キヨと智紀の関係も気になりますよね~。
今回読みながら、にやにやしちゃいました(笑)
絶対この子たち何かあったな~と思いましたよ。
その真相も知りたいところです。

こちらからもTBさせていただきましたので、よろしくお願いします♪
Re: 脳内再生♪
棗さん、こんばんは!

わざわざTBありがとうございます。
コメントもありがとうございます。
私が棗さんの感想の冒頭の一文に、ツボッたばかりに・・・・

> 平川さんの芽吹は、とってもイイですよね♪

はいっ(^O^)
ステキです!
でも子安さんの敬語攻めも絶品ですよね。
「先輩、どうしたいんですか」とか。
あ、もう思い出だすだけでニヤニヤしちゃう!

> でも、かならずいいところにでてくるんですよ、この男!

そうなんですよね~。
海岸で落ち込んでるときとか、薬でぐちゃぐちゃになってしまったときとか。
ヤクザのくせに、思いっきりヒーローじゃないですか!(笑)

> 芽吹はそこまでして、何を信じたいと思ってるんでしょうね。

何なんでしょうね・・・
育った環境から考えると、やっぱり自分なんでしょうか?
自分の存在を確かめたいというか、
生きててもいいんだ、人と関わってもいいんだ、みたいな。
私の足りない頭ではよくわかりません(涙)

> 今回のお話は、ホントに思うことが多過ぎて、胸がいっぱいです。

うっかり1、2巻と同じノリで読んでたら、とんでもなかったですよね。
でも、私はこういうの結構好きなんです。

> そして、キヨと智紀の関係も気になりますよね~。

きっと番外編でやってくれると信じて!
(どうもみなさんも気になってるみたいですし)

またそちらにも遊びに行かせていだたきますね♪
ありがとうございました。


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現実逃避(!)しています。
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BL、オタク風味、ネタバレ、妄想等あるのでご注意を!基本雑食なので、ファンタジー・人外・エロ・グロ・触手・痛い系・鬼畜、なんでもOK。でも一番の大好物は『切ないBL』です。『医療系』『音楽もの』にはついつい手がのびます。コミカルなものと『ヒゲ男』はちょっと苦手かも。『病弱受け』『クールツンデレ受け』に異常に反応。あ、『けなげ受け』も好物でした。
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