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エマニア~月の都へ 英国妖異譚(20) <篠原美季>
◆拍手ありがとうございます ♪

エマニア~月の都へ 英国妖異譚(20) (講談社X文庫ホワイトハート)エマニア~月の都へ 英国妖異譚(20) (講談社X文庫ホワイトハート)
(2009/06/05)
篠原 美季

商品詳細を見る


大好きだったシリーズ最終巻。
えぇぇぇぇぇ~~~っ!!

とりあえず叫んでおきます。

↓ネタバレあり注意!続きから。

<あらすじ>
 最上級生の卒業まであと数ヶ月、セント・ラファエロの生徒たちは、
 次期代表選挙に関心が集まっていた。
 だが、ユウリだけは
 雑木林の火事に重なるように見た悪夢が頭から離れず憂鬱だった。
 一方、「水の水晶球」を手に入れたシンクレアは
 使い手のユウリをおびきだすため、オスカーを拉致する。
 友を取り戻すため、
 グラストンベリーの洞窟神殿におもむく決意をするユウリ。
 衝撃のラストシーン!


この「英国妖異譚」というお話は、オカルトファンタジー?とでもいうのでしょうか?
霊能力やら、妖精やらがやたらに出てきます。
あ、ちなみに非BLです。
このシリーズを読み始めたきっかけは、もう覚えていませんが、
何巻かまでは、一気に大人買いしたような気がします。
第1巻を読んだとき、「なんという幼稚な文章だろう」と
偉そーに、すごく失礼な感想を持った記憶があります。
ただ、内容がとても好みだったので、
もう少し読んでみようと手に取るうちに、
すっかり虜にされておりました・・・・
たくさんのキャラクターが出てくるのですが、
みんなとても魅力的で、毎回ワクワクさせられました。

今回は最終巻ということで、とても残念であると同時に、
どんな結末なのか、今までの伏線はどう回収されるのか、
すごく楽しみでもあったわけです。
でもですねぇ・・・・・

なんだか、すっかり置き去りにされたようなラストでした。
読者のみならず、キャラたちも、です。

オニール、せっかくユウリと同じロンドン大学に決まったのに。
オスカー、「俺のせいだ」と自分の責めてしまうのでは?
アシュレイの悔しさは?彼の真の目的は?
(このあたりは、次シリーズで期待!?)
隆聖もユウリを助けてやれず、中途半端なままだよね?
マクケヒトは?
アンリは?
みんなの気持ちの描写もフォローもないよねえ。

そして、シモン!!
彼の心境はいかばかりか・・・・・(考えるだけで涙が出ますが)
それは読者が想像しろと、そういうことなのでしょうか?
シモンとユウリの関係性も、明確にしないまま、
今まで散々引っ張ってきましたよねえ?
ユウリの出生に関しても、明確にはされてない。
よくもまあ、あれもこれも見事にぶった切ってくれたものだと、
なんか色々期待してた自分がバカみたいで、悲しいです。

さらに極めつけは、あの終章!
ユウリが目覚めた部屋の窓から地球が見えたのには、
正直萎えました。
はっ、何、それ月の表面に建ってる建物なの?
異次元というのではなく、普通に月にいるわけ?
そしてユウリの「名前が思い出せない・・・・」という独白からして、
ユウリが今まで地球で(←どうもこの表現が気に入らないんだけど)
過ごしていた記憶や名前は消えてしまい、
月の王、エマニアの王として存在するのかと思ったのに、
最後に「月の都エマニアへ、ようこそ、ユウリ     」だと!
ユウリもすべてを覚えているのなら、
それはそれで辛いですよね。
ユウリ自身は、本人が納得して出した結果なので、まだいいでしょうけど、
彼の友人たちのことを思う時には、寂しさや悲しさ、
申し訳なさなどが舞い降りて、辛いのでは・・・・・
まあ、これも想像するしかないということなのですよね。
あー、ユウリが水の底に沈んでいくときの思い、
「シモン、戻れなくて、ごめん     」だけでも、
なんとかしてシモンに届けてあげたい。

色々文句たれましたが、
話自体はおもしろかったですよ。
シモンの逡巡とか、「ユウリの本気」に関するシモンの見解とか。
ユウリが「シモンを傷つけるようなこと、煽るようなことを言わないで」
といった内容の忠告をしたときのアシュレイのセリフ、
「~、お前の運命に関与する権利を与えないということか?」
というところは、なるほど、そういう解釈か、とうならされたり。
ユウリの状況、シモンの立ち位置をうまく言い表しているな、なんて。
ただ、作者が書きたいことがいっぱいありすぎて、
書ききれてない感が・・・・・
宗教関係の説明、主にアシュレイ担当でしたが、
今回はそれがとても多くて、アシュレイのセリフがあちこちにありました。
この部分は、とても興味深いのですが、
説明調がくどくて、話にのめり込むのを若干邪魔してたような・・・・
こういった話は、また別の小説でじっくり読ませてもらったほうが
よかったような気がします。

大好きなシリーズだったので、終了するのは本当に残念です。
本編の最後の一文(終章の前)、
「多くの人の胸に、無念と後悔を残して・・・・」
まさしくこれにつきますね。
あとがきにあったとおり、新シリーズが来年始まるとのことですが、
今回のこの消化不良の部分を、ぜひ解消していただきたいと思います。
そちらのほうに、少しだけ期待をして。
そして、ユウリとシモンにも、幸せが訪れますように。
だって、月は自分では光を発せられない。
太陽があって始めて輝くことができるんだもの。


最後に。
私はユウリが大好きでした。
そしてユウリとシモンの絡みに萌えをいっぱいいただきました。
(非BLです・・・クドイ)
でも、私の一番のお気に入りは、ドナルド・セイヤーズです
ビジュアルも性格も、すべてが大好きです。
次シリーズでも登場してほしいなぁ・・・・・・

テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

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(非公開コメント受付中)

No title
初めまして、雪春といいます。
本の検索でおじゃまいたしました。

私も、読了しました時には、ええぇえええっ!?と叫びたい気分でした。
代わりにBLOGで叫んでみましたが。(周囲で読んでいるヒトが居なくて/笑)

› アシュレイのセリフ「~、お前の運命に関与する権利を与えないということか?」
 というところは、なるほど、そういう解釈か、とうならされたり。
そうですよね。
で。義務はない、という表現は彼らの関係を示してますよね。
でも、自分はヒトの運命を肩代わりしちゃっている所がユウリですよね。
義務ではない。ソレはボクがボクだから!!みたいな(笑)
私も大好きです、ユウリ。

番外編と新シリーズが本当に心待ちです。
Re: No title
はじめまして、雪春さん!
ようこそ、お越しくださいました(^_^)

英国妖異譚の検索できていただいたんですよね。
他の記事はご気分を害されるものがあるやもしれませんので、
お気をつけ下さいね。

> 私も、読了しました時には、ええぇえええっ!?と叫びたい気分でした。
> 代わりにBLOGで叫んでみましたが。(周囲で読んでいるヒトが居なくて/笑)

そうなんです。あまり周りにいないのですよ、英国妖異譚ファン。
だからどうしてもこういう場所で叫んじゃいます(笑)

雪春さんのブログも拝見させていただきました(携帯サイトから)。
興味深い記事が多くて、またお邪魔させていただきたいなぁ、と思っています。

> でも、自分はヒトの運命を肩代わりしちゃっている所がユウリですよね。
> 義務ではない。ソレはボクがボクだから!!みたいな(笑)

「ソレはボクがボクだから」・・・爆笑!
ほんとですよね~。まさしくおっしゃるとおりです、

> 私も大好きです、ユウリ。

何をおいても大好きです!憧れです。
手元に一人ほしいぐらい!!
とにかく、番外編・新シリーズ、どちらにも登場希望してます。
早く会いたい、会ってあれやこれや確かめたい・・・・
そんな気分です。

コメントありがとうございました ♪


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10年近くそれこそ学生時代の頃から愛し続けてきたシリーズが、とうとう完結してしまいました! 思えば、このシリーズが無ければライトノベル...
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Author:あると
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現実逃避(!)しています。
つたない場所ですがどうぞごゆっくり。

BL、オタク風味、ネタバレ、妄想等あるのでご注意を!基本雑食なので、ファンタジー・人外・エロ・グロ・触手・痛い系・鬼畜、なんでもOK。でも一番の大好物は『切ないBL』です。『医療系』『音楽もの』にはついつい手がのびます。コミカルなものと『ヒゲ男』はちょっと苦手かも。『病弱受け』『クールツンデレ受け』に異常に反応。あ、『けなげ受け』も好物でした。
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