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官能のホワイトナイト <伶諳>
官能のホワイトナイト (白泉社花丸文庫BLACK)官能のホワイトナイト (白泉社花丸文庫BLACK)
(2009/08/20)
伶諳

商品詳細を見る

イラスト:深井 結己

読む前は「ホワイトナイト」のナイトは、『夜』のことだと思ってたのに…
とにかく、表紙とタイトルからは想像のつかない内容でした。
なんてったって、表紙めくって出てきた口絵に絶句!!
こ、これは萌えるとこなのか?そうなのか?
これに関してはネタバレしませんので、ぜひ店頭で、
もしくはご購入後、ご確認下さいませ。
なお、店頭でご覧になる際は、周りに他のお客様がいらっしゃらないか、
ご確認の上、こっそりご堪能下さい。

★ネタバレあり ↓ <続きを読む>から。

◆拍手ありがとうございました♪
愛しているにもほどがある <中原一也>
への拍手ありがとうございます。

では続きを・・・
<あらすじ>
 15才のとき小児がんで姉を失った峽響也(はざまきょうや)は、
 疼痛治療の医師を志し大学病院で
 麻酔科後期研修医というポジションに立っていた。
 だが響也は上司である准教授の宮沢から、
 性的部位に鍼を打たれるなど悪質な
 アカデミックハラスメントを受けていた。
 心の重荷を減らそうと幼なじみの瑞生が経営するジャズバーに立ち寄り
 心得のあるピアノを響也が弾きはじめると、
 どこか異国の香りをまとった男が現れ、
 ウッドベースを手にしてセッションが始まった。
 その後ふたりは身体の関係を結ぶが、
 その男・渡来冴朗(わたらいごろう)はアシュレイという
 ミドルネームを持ちその正体は!?


なんか初めて読む展開のお話でした…とにかく口絵イラストが衝撃…
読み進めていくうち、え?え?そういう展開?
そっちにいっちゃうの!?なんて驚かされたり。
このまま方向転換しちゃうのか??とビビリました。

基本、医者モノ、音楽がちょっぴりかかわっているとなれば、
もう私好み!
医者モノと言っても、麻酔医という少々特殊なジャンル。
響也は、がんで苦しみながら亡くなった姉を看取り、
疼痛治療医をめざして、大学病院の麻酔医として日々奮闘している。
あらすじは↑上記をお読みいただくとして、
アカハラをしている准教授の宮沢って奴がキモい!!
麻酔科の准教授だけあって、鍼鎮痛にも知識があるため、
響也を虐めるのに、鍼を使うんだけど、チ・ク・ビに何本も鍼を…
挙句の果て、男性自身にまで及ぼうとして、すんでで免れたなんてことも。
そんな変態じみた嗜虐にも、勤務する大学病院にまもなく新設される疼痛外来に異動したいがため、
自分の身の振り方が決まるまでは、応じるしかないと、
なんとか自分を抑えているような状況なのです。
この宮沢、最後の最後まで、いやな奴でしたよ。

そんな心の重荷を抱えたまま出会った不思議な男・冴朗。
ウッドベースを奏でる彼と、ピアノをたしなむ響也、
幼なじみでゲイの瑞生の店で、心も体もゆだねるようなセッションをし、
陶酔のままキスをする・・・
普段なら、そんな求めには応じないはずの響也は、
「魂を揺さぶるような音を紡ぐような人に悪人はいない」と
冴朗に求められるまま関係を持ちます。
それだけ、心が叫んでいたのでしょう。「助けて!」と。
今の自分の状況に無意識に限界を感じていたのかもしれません。
二人が初めてつながる直前に、冴朗が継げた言葉、
「ちゃんと俺を見てて…
初めてひとつになる、たった一度きりの瞬間なんだから

いやー、もー、惚れた~!!
なんてロマンティックな奴なんだ!
アメリカ生活が長いせいもあって、純粋な日本人なんだけど、
独特の雰囲気。
二人の関係も、明るく、楽しく、エロく!と、
響也の心を癒してくれる、なくてはならない存在となって・・・
のはずだったのに。

響也の疼痛外来への異動が決まり、始動するために外部から医局長として登用された
エリート医師が現れたところから一転、
物語は切なくなっていきます。
響也にとって、大切な人、愛する人だった冴朗はいない。
夢のような幸せな時間は一瞬にして消え、冷たく拒否され、加えて、
冴朗の背負った祖母から父母、そして双子の兄弟に及ぶ確執を知り、
もうどうしていいかわからない。
心の痛みに耐えられない・・・・

そう、痛み。
姉の末期がんの激痛、宮沢により与えられる鍼の痛み、
真実を伝えられない苦しみ、家族への憎しみに燃える痛み、
切ない胸の痛み・・・・
疼痛治療医という職業を題材にしたせいかどうかわからないけれど、
「痛み」が多く表現されているような気がします。
そしてその痛みのほとんどは、基礎・臨床でいくら医学を学んでいても、
どんな名医であっても、やわらげることのできない痛みばかりなのです。
医者なのに痛みを緩和できない…そのジレンマも切なさを増す要因でした。

そして、このお話の展開は意外な方向へ・・・!
傷心の響也は冴朗に言われるがままに幼なじみの瑞生を訪ねます。
実はずっと響也への思いを秘めていたの幼なじみの瑞生、
彼も、一年前に悪性黒色腫におかされ手術をした経緯があり、
様々な重みに耐えながら生きていました。
そんな二人が一夜を共にするのですが・・・・。

もうこのまま、そっちへころがっちゃうのかと思いましたよ!
瑞生と響也の関係は、若くて優しくて生々しくて、でも
現実から逃避しない、確かな絆があって、
切なくも暖かい気持ちにさせてくれるものがあります。
瑞生が安心して生きていられる日がくることを願ってやみません。

最後は、選ぶべき道を誤ったと後悔する響也に襲いかかる教授・宮沢の魔の手を、
物語のヒーローのごとく(都合よく)登場するwhite knightがはばむ、という(え?)

white knight →白い騎士 →白衣の騎士 
響也を守ってくれるホワイトナイトってことですね。納得。
危ないところで助けにきてくれた、まさに騎士。
でもどっちかっていうと、騎士というよりとっても明るいエロ魔人!?
そう思えてなりません(笑)
シリアスなのか、コミカル志向なのか、どっちもなのか、
どーにも不思議な読了感ですが、あっち方面も結構エロく充実していて、
私としては満足です!楽しかった♪

追記:「white knight」は一般的に「白馬の騎士」という意味もあるようです。

テーマ : BL小説
ジャンル : 小説・文学

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(非公開コメント受付中)

わ○○さんへ
>わ○○さん、拍手コメありがとうございます!

やっぱ眼福ですよぉ、眼福!
二度とお目にかかれない状況&イラストですから~。
万が一同じ状況があったとしても、それがイラストになるかどうかわからないし、
深井結己さんの描いたあの「後ろ姿」はもう完璧!?
扉を開いては衝撃を受け思わず閉じ、でもやっぱり見たくて開いて、
の繰り返しを何回したやら・・・
冴朗の腰のあたりを凝視する私って、かなり飛んじゃってますかね~~(汗
もうないとは思いますが、もし今後『攻めのハ○○○○○ン』見つけたら、
教えて下さいね!!
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あると

Author:あると
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毎日色々な “愛” を探しながら
現実逃避(!)しています。
つたない場所ですがどうぞごゆっくり。

BL、オタク風味、ネタバレ、妄想等あるのでご注意を!基本雑食なので、ファンタジー・人外・エロ・グロ・触手・痛い系・鬼畜、なんでもOK。でも一番の大好物は『切ないBL』です。『医療系』『音楽もの』にはついつい手がのびます。コミカルなものと『ヒゲ男』はちょっと苦手かも。『病弱受け』『クールツンデレ受け』に異常に反応。あ、『けなげ受け』も好物でした。
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