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FLESH & BLOOD 14 <松岡なつき>
FLESH & BLOOD (14) (キャラ文庫)FLESH & BLOOD (14) (キャラ文庫)
(2010/03/12)
松岡 なつき

商品詳細を見る

あ、彩さん!!
ラウル可愛く描きすぎです!!反則ですー。
可愛くてつい「好みかも・・・」なんて思っちゃうじゃないですかっ!

なーんて明るく振舞ってみても、一向に心は晴れない。
購入後、何故だか怖くてなかなか1ページ目をめくることができなかったのは、
何か予感がしたのでしょうか・・・。
感想書きたくでも、書けません。
今回のみならず、毎回思うことですが、
己の表現力のなさを呪いたくてしかたありません。
感情にまかせた小中学生並みの(→中学生の方がもっと上手な文章書くって?
はい、おっしゃる通りです・・・スミマセン)
とりとめのない気持ちを書きとめておく程度のものですが、
少しだけ折りたたんでおきます。

帯の言葉、
“俺を一人にしないでくれ―――”
神を信じない男の、祈りにも似た願い。 
  

帯で表現される紹介文に、ランク付けがあるとすれば、
私は最高賞を捧げたい。
この文章だけで、三日は泣ける・・・・。

★ネタバレあり ↓ 続きから。ほんとにネタバレなので、
読んでない方はお気をつけくださいね。

◆拍手ありがとうございます。
とうとうこの日がやってきた。
誰もが予想はしてたけど、本当に起きるのか半信半疑だったし、
またどんな形で起きるのかは色々思いはあったろうけど、
まさか、
まさか、ここまで辛い思いをすることになるとは、
誰が考えただろう。
命にかかわる問題がの矛先が、金髪碧眼の海賊に向かうなんて
想像もつかなかった。

まず、登場人物について書き残しておきたいことが少し。
最初に登場したのがあの「ラウル」。
ラウルのビジュアルには驚かされた・・・・。
加えてファン・グリフュスとの関係も。
裏切れない関係であるとは語っていたけど、ここまでの関係があるとは思わなかった。
そして、ラウルも、グリフュスもそれぞれ何をたくらんでいるのか?
ラウルはとてもつもなく恐ろしいけど、ほんの少しだけ憐れに思えたのは、
彩さんのビジュアルのせいだけじゃないよね?
彼が歪んだ原因はなんだったのかな?とふと思ってしまった。
まだまだ何か企てそうだけど、思うところあるグリフュスに期待しよう。

キット。
彼の存在は大きい。彼がいたおかげで多くのことを解決できた。
この巻以降、好むと好まざるにかかわらず、愛するナイジェルの
更なる助けになっていくのだろう。
ナイジェルの愛の対象は海斗だけれど、キットのことも理解していくはず。

ナイジェル。
ナイジェルじゃない。こんなのナイジェルじゃない。
そう思えるほど何も見えなくなっていた。
やっぱりジェフリーとナイジェルは裏と表、
片方が舞い上がっているときは、片方が落ち着いていてるんだ。
ナイジェルの凄まじいまでの海斗への愛は、一途だけど、
ちょっぴり悲しくて、ナイジェルが幸せになる道はどこにあるのだろうと
胸につまされてしまった。

他にもリリー、サム、ルーファスその他メイトたち、ジョーについても
語りたいけど、それはまたいつか機会があれば書きたいな。

それから、フレブラのBLな部分。
こちらは、もともと希薄。
今回もせっかくの海斗からのお誘い(それも2回目)を
丁寧にお断りしたジェフリー。(あり得ない!)
残念に思いつつも、それがなくてもこんなに読みたいと思わせてくれるのは、
体をつなげることは、いくつもある愛情の表現の一つでしかないことを
強く感じさせてくれるからだと思う。
ジェフリー、ナイジェル、ビセンテ、多くの愛があふれているから。

この巻で、海斗はやっと一つだけ荷物をおろした。
それはジェフリーに本当の自分を語ったこと。
もう最愛の人に嘘をつかなくていいのだ。
それがどれほど苦しいものだったかは今まで何度も見てきたから、
嬉しかった。長かったね、海斗。
ただ、柔軟なジェフリーだから、そして愛する海斗の言葉だから、
その不可思議な事実を信じることができたけど、
ナイジェルだったら、とにかく混乱するだけかも?
ビセンテは、信じることができなくても、海斗のために
信じたと思い込むんだろうな・・・。

かつてビセンテが海斗を思い、自分の元からジェフリーのいる場所へ
手放したことを話した時、ジェフリーは
「俺にできるのか」と自問自答した。
そんなことのできるビセンテを認めもした。
あれはある意味伏線だったのだろうか。
今度はジェフリーが海斗を手放すこととなったのだから。
でも、ジェフリーとビセンテの行動は同じようで違う。
海斗を生かすためという目的は同じでも、
ビセンテは 「海斗の最後の願い」を叶えてやりたいという希望への決断であり、
ジェフリーは、「もう二度と会えない」という絶望への決断だったからだ。
切ないな、切なすぎる。
そして、ジェフリーという男に、心底感動!


ところで読み終えて、二つわからないことがあった。
一つはあとがきにある「ジェフリーの思い知ったこと」
最初何のことか悩んだけれど、
きっと親指下に押されたT字の焼印のことなのかな?
深く考えず、思うまましたこと、それがなければ、ウォルシンガムに捕えられても、
逃げ道は作れたはず。ここまでの絶望はなかったはずだもの。

もう一つは、トンネルに入る直前に海斗の心にひっかかっている、
「大事なことを忘れている気がしてならない。それが何か」
それは『疑わしきは罰する』主義のウォルシンガムのことだろうか。
それに気がつけば、ジェフリーの行く末を察して、
トンネルをくぐることはなかったのかもしれない。
今となっては、気がついてももう間にあわないけれど。
二十一世紀に戻ってそれに気がついた時、海斗は正気でいられるとは思えない。
どちらを向いても、どう転んでも、辛いことだらけ。
それでも強く生きようとする彼らから、学ぶべきことが山ほどあるよ・・・。


さて、このフレブラにはもう決して欠くことのできない彩さんの表紙/イラスト。
最後の場面で海斗に語りかけた“別れの言葉”、
「俺の好きな色、燃えるような赤に。お前に一番似合う色だ。」
表紙の一面の『赤 』はここからきているのだろうか。
表紙の二人から、私は悲愴感を感じることができない。
穏やかで、暖かくて、お互いの心が繋がっているという安心感しか見えてこない。
どこにいても、離れていても、心はどこまでも寄り添っていると。

表紙以外にも、すべての挿絵が素晴らしかった!
涙するナイジェルを説得する慈しみにあふれた海斗、
愛おしい海斗に約束を破ってキスをするジェフリー、
見開きのアンニュイな(!?)ナイジェル、その裏に何故か登場した
今後の複雑な未来を暗示するようなビセンテ&アロンソ。
(あー、今巻も海斗はビセンテのことをヴィンセントって呼んでた♪)

それからおそらく誰もが何かしら感じたであろう最終ページの一枚。
白い目印に続く海斗の名残り。
フレブラ14巻に至るまでただの一度も見たことのない、
ジェフリーの“哀”の表情。
このラストページを繰り返し開き、言葉を拾い、もう何度泣いただろう。
今もまだ、こみ上げるものを止められない。
フレブラを読み始めた当初、こんな激しい想いをすることになるとは、
これっぽっちも思わなかった。

彩さん、フレブラの世界を引き継いで下さってありがとうございます。
本当にありがとうございます。
松岡なつき先生、フレブラを世に送り出して下さったこと、
心から感謝いたします。


最後に。
今さらながら、タイトルの壮大さを思う。
FLESH & BLOOD
生きた人間。
生きた肉と血。
“生”そのもの。
まさに“生”への讃歌。
だから生きていなくては意味がない。
だからジェフリーも生き続けなければいけないのだ。

信じよう。
何事にも負けない強靭な精神力を。
神をも恐れぬ行動力を。
どんな困難も切り抜ける頭脳を。
かけがえのない仲間たちを。
時空さえも超えてしまう大きな愛を。
ジェフリーの生きる力を。

そしてもちろん、天使のような赤毛の少年の笑顔も。


<追記>
ブログ内関連記事】

FLESH & BLOOD 16 <松岡なつき>
FLESH & BLOOD 15 <松岡なつき>
FLESH & BLOOD 14 <松岡なつき>
読了。
FLESH & BLOOD 13 <松岡なつき>
「再会」FLESH & BLOOD 12 限定版小冊子
FLESH & BLOOD 12 限定版
「FLESH&BLOOD」シリーズ特別フェア&「FLESH&BLOOD 5」CDジャケット
待ち遠しいよ~。「FLESH & BLOOD 12巻」

【ブログ内関連カテゴリ】
BLCD FLESH&BLOOD

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テーマ : BL小説
ジャンル : 小説・文学

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(非公開コメント受付中)

こんにちは。

>帯で表現される紹介文に、ランク付けがあるとすれば、私は最高賞を捧げたい。
同感です。 まだ本を入手出来ずにいるときに、某オークションでこの帯の画像見て泣いてましたもん。

>「大事なことを忘れている気がしてならない。それが何か」
これ気になりますよね…。
普通に考えると焼印のこととか、ジェフリーが「待ってる」とは言わなかったことだと思うんだけど、そんな普通でいいんだろうか?
不吉なことじゃなければいいんだけど…

もともと海斗スキー三人衆の中でジェフリーが一番好きだったけど、今回はあまりの悲しさに平静でいられない~e-259
今年中に15巻出ないかなぁ~ってそればっかり考えてしまう。(;´・ω・)

TB頂いていきます。
ジェフリー~~~!!
わにこさん、こんにちは!

> 普通に考えると焼印のこととか、ジェフリーが「待ってる」とは言わなかったことだと思うんだけど、そんな普通でいいんだろうか?
> 不吉なことじゃなければいいんだけど…

えぇ~!また怖いこと言わないで(涙)
私が書いたのは、海斗が「自分が存在しなくなれば証拠がないから、
あなたも罪に問われない」と説明した時のジェフリーの独白、

“カイトは忘れてしまったのだろうか。『疑わしきは罰する』主義のウォルシンガムに、
確かな証拠など必要ないことを。~”

の部分から単純に想像しただけなんですけど、
やっぱ安易に考え過ぎですかね~、エヘヘ(^^ゞ
いやですよ、“もっと重要な何か”なんて。
これ以上苦しめないでくださいよ~(>_<)

>もともと海斗スキー三人衆の中でジェフリーが一番好きだったけど、今回はあまりの悲しさに平静でいられない~e-259

うん、私も一番はジェフリーなので今回はもう私が死にそうです!

>今年中に15巻出ないかなぁ~ってそればっかり考えてしまう。(;´・ω・)

そこのところは是非!ですよね。
でもあと9カ月あるから、なんか出そうな気がしませんか?
きっと出して下さると・・・・このまま年越しは耐えられない~!

TBありがとうございます♪
わざわざすみませんi-179
あるとさん、こんにちはi-262
あるとさんのマジガチフレブラ愛、しかと堪能させていただきました。あるとさんの真摯な想いに比べて拙宅の何と落ち着きのない事か…お恥ずかしいi-195

>あとがきにある「ジェフリーの思い知ったこと」
これ、私も気になります、「思い知った」だけにしといて!ですよね(^^;)
挽回のチャンスがあることを祈らずにいられません…きっと用意してあると思うんだけど…(船の模型とか)

>ジェフリーという男に、心底感動!
黒髪大好き!な私でもこの巻のジェフリーには言葉ありませんでした。さすがカイトが好きになった人ですよっ(号泣)

>タイトルの壮大さ
うんうん、まさに生への讃歌にあふれた巻でしたね、壮大なタイトルを噛みしめましたよ(泣)


>彩さん、フレブラの世界を引き継いで下さってありがとうございます。
>松岡なつき先生、フレブラを世に送り出して下さったこと、心から感謝いたします。
全く同じ謝辞を私からもお2人にi-178
これからもご一緒に、事あるごとに好きだ!と叫んでまいりましょう!!
TBありがとう、私もいただいてまいります♪
Re: タイトルなし
miru-haさん、コメントありがとうございます!

>あるとさんの真摯な想いに比べて拙宅の何と落ち着きのない事か…お恥ずかしいi-195

な、何をおっしゃいますやら!!私の想いは、本当に思ったままで、
特に思い入れの強い作品には、感情的というか、
どうも客観的に表現ってやつができないみたいです。
それこそ恥ずかしいですよ~。
お願いですからmiru-haさんちの内容と比べないで下さいm(__)m
あのフレブラ14巻・三部作、あースバラシイv-353

>挽回のチャンスがあることを祈らずにいられません…きっと用意してあると思うんだけど…(船の模型とか)

あの船の模型って、フレブラの展開にものすごく影響を及ぼすような予感♪
ファン・グリフュスとともに。
miru-haさんちのコメント欄か何かで、
ファンとラウルのその後がちょっぴり妄想されてましたけど、
いやほんと、ファンはラウルに何かしらの報復をしたあと、
実は歪んだ愛情で愛し合ってた云々・・・っていうの萌えそうv-344
ぜひそういう展開でお願いしたい。

> 黒髪大好き!な私でもこの巻のジェフリーには言葉ありませんでした。さすがカイトが好きになった人ですよっ(号泣)

もう、みんな黒髪好きなんだから!!
私は最初っからジェフリー一筋(←これは怪しい)なんだからねっ。

>うんうん、まさに生への讃歌にあふれた巻でしたね、壮大なタイトルを噛みしめましたよ(泣)

よくぞこんなタイトルをお付けになったと・・・
でもmiru-haさんの記述にもあった宗教がらみの想いに関しては、
私では思いつかず、なるほどな~と感心させられました。

>全く同じ謝辞を私からもお2人にi-178
>これからもご一緒に、事あるごとに好きだ!と叫んでまいりましょう!!

おーっ!!
もちろんですとも!
フレブラでこんなに語り合える方がいたなんて感激です。
(意外に地味なのよね、フレブラ)

TBありがとうございます。
私のTBはうまく反映されてるかな?


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BL、オタク風味、ネタバレ、妄想等あるのでご注意を!基本雑食なので、ファンタジー・人外・エロ・グロ・触手・痛い系・鬼畜、なんでもOK。でも一番の大好物は『切ないBL』です。『医療系』『音楽もの』にはついつい手がのびます。コミカルなものと『ヒゲ男』はちょっと苦手かも。『病弱受け』『クールツンデレ受け』に異常に反応。あ、『けなげ受け』も好物でした。
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