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是-ZE- 9巻  <志水ゆき>
「是-ZE-」の感想書きたくて、ずっと格闘していたのですが、
何故かすぐ手が止まってしまって、どうしても書き進めることができなくて・・・
キチンとした形にできないまま、それでも記事UPに踏みきりました。

是-ZE- (9) (ディアプラスコミックス)是-ZE- (9) (ディアプラスコミックス)
(2010/04/30)
志水 ゆき

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彰伊の想いと、阿沙利の想いがたくさんつまった9巻。
感動の再会をありがとう。
心洗われる愛をありがとう。
今はそんな気持ちです。

そしてそして、ごめんなさい。先に謝っておきます。
↓<続きから>の最初に、ちょっとだけグチが書いてあります。
感動に水を差すようで申し訳ありません。
そんなの許さない、という方は、飛ばして下さいませね。

では
★ネタバレあり ↓ 続き(read more)から。

◆拍手ありがとうございます♪

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

まず最初に、
本当は今回、いくつかグチるつもりだったんです。
でも二人の再会は本当に嬉しかったし、実際涙し感動したので、
あれもこれも言うのはやめることにしました。
それにまだ和記編を読まないとなんとも言えないことだし。
ただひとつだけ記しておきたいことがあって、
それは阿沙利を目覚めさせる時の琴葉の言葉にほんの少し不満というか、
物足りなさというか・・・なんだかちょっと「作られた感」を受けてしまって。
いかにも琴葉が言いそうな幼げな、ある意味「普通」の言葉でしたよね。
あそこで若干私の思考はストップしかけたのです。
琴葉が彰伊たちに力を貸す理由にしては、弱い・説得力に欠けているような、
たぶん、突然その場だけに登場してきての言葉だったので、
そんなふうに感じてしまったのかもしれません。
近衛×琴葉編の流れをくんで読み込めば、よかったのでしょうけど、
『是』なら、志水先生なら、もっと何かあったはずと、ついつい更なる期待をしてしまう。
もっともっと高みを、と思ってしまって。
スミマセン、お気を悪くされた方がいらっしゃいましたらお詫びいたします。
せっかくの感動を害してしまい申し訳ありません。
志水先生(ってここを読んでるわけないので伝わらないのですが、気持ちだけ)、
偉そうなこと言ってごめんなさい!

そんなこんなはここまでで、以下9巻感想を。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


「来るよ」
「ちゃあんと」
「お前が呼べば」
「いつだって」
阿沙利のこの言葉。

阿沙利が最初にこの言葉を伝えた時、阿沙利の気持ちはどこにあったのでしょうか。
いまだ心は力一のもとでだったのではないかと想像できます。
力一の命だから仕方なく彰伊を守ると決めた言葉だったのではないかと思うのです。
でも、彰伊の紙様として過ごす日々の中、
「退屈な日々を生きる為の生贄」でしかなかった彰伊に、
それ以外の何かを感じ始めていった阿沙利。
再生後に伝えた同じ言葉は、最初よりもずっと深い、
本当の意味で彰伊を主と認める、愛のこもった言葉になっていました。

反対に彰伊は、阿沙利を見た瞬間に、恋に落ちたのではないでしょうか。
生まれながらにその身を三刀家に捧げるしかない運命。
死しても他人に使われ自由になんてなれない。
しかも、誰にとっても「特別な男」である力一を死に追いやる原因となり、
皆から疎まれ、守られることのなかった彰伊。
その身に背負うものの大きさは、計りしれないものであったでしょう。
大人になってからの彰伊からは想像できない、切ない少年。
その彰伊が初めて感じたぬくもりが阿沙利の存在。
阿沙利だけが、彰伊の生きていくよすがとなり、
言霊師として立つ礎となる。
切ない部分も、強がりな部分も、そして本当に強い部分も含めて、
少年時代の彰伊に、私はすっかりやられてしまいました。
正直、阿沙利のインパクトが強すぎて、
「阿沙利の言霊師(ヘタレ)」という認識でしかなかったのに(←可哀想!)、
以前よりずっと好きになりました。ごめんね、彰伊。


前巻、衝撃のラスト読了時、
ちょっと天然っぽいところがある、というか、
融通のきかない彰伊は、気持ちの整理すらつけられないのではないかと想像していました。
今回まさしくそのとおりで、整理するも何も、
最初っから阿沙利再生のことしか考えてない彰伊。
その執念たるや、誰ひとりとして割り込むこともできず、
その一念に向かってまっしぐら。それは凄まじいと感じるとともに、
それ以上の切なさを感じずにはいられませんでした。

阿沙利再生を強く想う一因となる言葉。

「逝きとぉない」

8巻感想で私は

目覚めたとき、
その想いを、彰伊は受け取れたのだろうか。
その声は聞こえたのだろうか。

と書いたのですが、
聞こえていましたねっ!!!
彰伊はちゃんと聞きとっていましたね!嬉しかった~。
阿沙利の切ない想いが伝わっていて、本当にヨカッタ。
阿沙利の無念が滲んだその言葉が、彰伊が望む再生への執念の更なるエネルギーとなったのでしょう。

阿沙利が記憶を持って戻ってこれたのは、
彰伊の阿沙利へのとてつもなく強い想いと執念、
約束を果たしたい、彰伊を守りたいという阿沙利の力一を振るほどの想い、
現最強の言霊師・琴葉の力、
そして、あの『二世の契 』の言霊と誓いの指輪の存在、だったのでしょうか。
和記の「絶望を見せろ」という残酷な言葉ですら、復活の力となったのかもしれません。

その「逝きとぉない」の言葉を呼ぶことになったであろう、
彰伊の「愛してる」という告白。
「俺もや」「もう一度ちゃんと・・・」「次 起きたら言うたるよ」の約束。
出会った時から彰伊が待ち望んでいた言葉。
様々な想いのもと、長い年月を経て、
一度散って、再生して、
そしてやっとやっと阿沙利の口から紡がれた、
「愛してる」
その時の彰伊の「信じられない」という表情。
彰伊はずっとずっと、
阿沙利に許してもらいたかったから。
認めてもらいたかったから。
そばにいてほしかったから。
好きになってほしかったから。
唯一許される、“恋”の相手にふさわしくなるために、
必死で「がんばる」彰伊だったから、
やっと言ってもらえた「愛してる」はどれほど嬉しかったでしょう!
いつも寄り添っているように見えた二人でも、
彰伊自身は本当は不安でしょうがなかったのではと思います。
ただ虚勢を張っていたのかもしれません。
成長しているようでも、心は出会った時の少年のままの彰伊なんじゃないかな、きっと。
だからその「愛してる」は、やっと想いが通じた瞬間と感じる言葉だったのでしょうね・・・
信じてよかった。待っていてよかった。
「あの」阿沙利に再会できて、本当によかった。
寂しがり屋の彰伊も見れてよかった(笑)

以前、読書メーターで同じく志水さんの作品の「LOVE MODE」の感想に、
作品全体に祈りのようなものを感じる云々と書いたのですが、
「是」にも同じ空気が流れていて、この世界は
すべては「詩」なんだなぁと思ったりしてます。
その空気はタイトルからもほんのり感じられて、
独特の世界を生みだしているように思えてなりません。

「是」すなわち「正しいこと」
果たして紙様は「是」なのか。
言霊師の行いは「是」なのか。
そしてやっぱり「色即是空」の「是」なのかな。
あるようでないもの、ないようであるもの。
言霊師も「空(くう)」、紙様も「空」、
それでもお互いに関係し合い、影響しあう。
   心はどこにある?
   どこから生まれる?
   どこへ 消える?
仏教のことは不勉強でよくわからないけど、
神はいなくとも、何も存在しなくとも、悟れば確かにそこにある。
肉体的苦痛やすべての感情を超越した存在が、救われ、そして確かにつながっている。
彰伊と阿沙利を見ていると、ふとそんな気持ちになります。

さて、
10巻は和記編とのこと。最終章?ってことは、それで終わりになってしまうのでしょうか。
もしそうであるなら、寂しいな~。
あ  り  え  な  い
という衝撃を受けた和記、
そして力一の過去はもちろんとても興味がありますが、
彼らの過去にかかわりがあるらしい「真鉄」という存在とは?
そして、私がもっとも気にかかっているのは、紺くんのこと。
以前8巻の感想でも書きましたが、紺くんだけには言霊師がいない。
それが彼にとって重要な弱点にならないのか、不安でしょうがないのです。
でも和記は彼に何か特別な感情を持っているようですし、
10巻では彼の存在についてもきっと明らかにされるのではないかと期待しています。
紺くんの本質はなんなのか―――なんだかとても切ないことになりそうな予感。
はずれてくれれば嬉しいですけど、でも彼には雷蔵がいるから。
きっと雷蔵が紺くんの存在を守ってくれるでしょう。
あぁ、次巻発売は冬、また待たなきゃいけないのね・・・

【ブログ内関連記事】
是-ZE- 7巻 <志水ゆき>
是 -ZE- 8 <志水ゆき>
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こんばんは、読み応えのある記事をありがとうございます!時にうなずき、時に感動しつつ読ませていただきました。

>誰にとっても「特別な男」である力一を死に追いやる原因となり、皆から疎まれ、守られることのなかった彰伊
あるとさんの感想を拝見していて気付いたのですが、三刀家の皆様って言霊師のおかげで反映してる癖に疎んだり、恨んだり、文句言ったりする大人ばっかりだよねぇ。もしや人格的に問題あるので紙に選ばれない=言霊様になれなかったんじゃないの?と勘繰ってしまいました。


>和記の「絶望を見せろ」という残酷な言葉ですら、復活の力となったのかもしれません
ああっ、そうかもしれない!だから毎回あんな残酷な試し方するのか、なるほど~!

>二世の契り
まるっと夫婦の誓いですよね。この代?の言霊様はどれも紙様と激愛中、3人も紙様がいても人とちゃんと恋愛出来た(子孫を残せた)力一ってもしかしてとっても変わった人なのかしらねえ…。

>和記
この人しか紙様作れないんだっけ?だったらこの人は一体いくつ…。
私の10巻での密かなお楽しみは「和記少年」です。



あるとさんの深い考察に見合わない、ハズカシテンションのコメントしかつけられない非力なわたくしをお許しください。台無しにしてないかしら…。

次は冬ですね、冬だと宣言してくれるだけありがたいよね、フレブラなんて…(笑)

Re: タイトルなし
miru-haさん、コメントありがとうございます~♪

>時にうなずき、時に感動しつつ読ませていただきました。

な、何をおっしゃいますやらっ!!miru-haさんの記事にこそ、同じお言葉を返させて下さい!
miru-haさんの8巻の感想などを目標に(全然追いつけてませんが(汗))、
感想書かせていただいてます!

>三刀家の皆様って言霊師のおかげで反映してる癖に疎んだり、恨んだり、文句言ったりする大人ばっかりだよねぇ。もしや人格的に問題あるので紙に選ばれない=言霊様になれなかったんじゃないの?と勘繰ってしまいました。

確かに!みんな好き放題言って、再生してもらったりメンテしてもらったりしても、
感謝の言葉ひとつないものね。
私も、和記がどういう人なのかすごく気になります。
一応“人”だよねえ?
言霊師になれなかった・・そうかー、
miru-haさんの、「人格的に問題がある」っていうところで思わず「プププッ」と
笑ってしまいそうでしたが、それものすごく核心ついてるような気がする!!
あの棺(?)の中に眠っている、紺くんに似た真鉄というのが、どう考えても人ではないから、
和記の欲しかった紙様なのかもしれないね。
そしてあの真鉄は力一から作られたものなのかなぁ、なんてことも考えちゃいます。
フレブラの時みたいに、なんか妄想が止まらなくなりそうだ・・・(笑)

>>二世の契り
>まるっと夫婦の誓いですよね。この代?の言霊様はどれも紙様と激愛中、3人も紙様がいても人とちゃんと恋愛出来た(子孫を残せた)力一ってもしかしてとっても変わった人なのかしらねえ…。


あ、そうか。彰伊や琴葉たちは力一の孫・・・
言霊師も普通に子作りして子孫は残さなきゃいけないわけで、
今の代の言霊師たちは一体どうやって子孫を残していくつもりだ?
隆成は以前のままだったらいくらでも残せそうだったけど(笑)、
今となっては守夜しかダメみたいだし!
どのカプも超ラブラブだもんねぇ。一番強い琴葉ちゃんに是非とも後継ぎを残してほしいだろうに、
そんなこと近衛が許すかな?あ、いや、近衛なら許すかも。
氷見は黙って「玄間様のため」と悲しみに耐え、
守夜は「好きにすればいいでしょう。やれるものならやってみなさい」、
阿沙利は報復の言葉で彰伊を脅しそうだし、
双子はその場から、初陽をかっさらいそうだ・・・

> >和記
>この人しか紙様作れないんだっけ?だったらこの人は一体いくつ…。
私の10巻での密かなお楽しみは「和記少年」です。


上↑にも書いたけど、普通の“人”??
すべての紙様を作った人形師なんだよね?
若く見えるけど年はいくつ?子どもの頃から人形師だった?
謎だよね~。
「和記少年」!!考えなかった~~~!
見れるかな、見れるかな(ワクワク)。
ひょっとしたら、今からは考えられないぐらい純粋で素直でカワイイ少年だったかも♪
・・・・あ、やっぱり妄想が止まらない(^_^;)
とにかく、一緒に冬を待ちましょうね~。
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現実逃避(!)しています。
つたない場所ですがどうぞごゆっくり。

BL、オタク風味、ネタバレ、妄想等あるのでご注意を!基本雑食なので、ファンタジー・人外・エロ・グロ・触手・痛い系・鬼畜、なんでもOK。でも一番の大好物は『切ないBL』です。『医療系』『音楽もの』にはついつい手がのびます。コミカルなものと『ヒゲ男』はちょっと苦手かも。『病弱受け』『クールツンデレ受け』に異常に反応。あ、『けなげ受け』も好物でした。
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