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檻-おり- <烏城あきら>
檻-おり- (キャラ文庫)檻-おり- (キャラ文庫)
(2007/11/27)
烏城 あきら ill.今市子

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「交渉人シリーズ」の感想を書きたい!と思いつつ、
何故かこっちの感想を書いている、ワタクシ あるとでございます。
いやあ~、みなさんお元気ですか~!
私は元気ですよ~~~!!
(思うようにならず、やけっぱちになってるとも言います)

烏城あきらさんと言えば、「許可証シリーズ」・・・てうゆうか、
私はそれしか知らないんですけど(汗)、
いやもう、全然違った雰囲気で、同じ作者さんとは思えなかったです。
ただ、あとから考えれば、
たとえ気持ちが大きく揺らいでも、
流されない強い心を持つ主人公(受け)を描くという部分は、
やっぱり同じ作家さんなのかな?なんて思ったりしてます。
後付けかな~、アハハ(^^ゞ

で、感想書き始めたのはいいのですが、これが何とも、
ものすごーく書きにくくて、全然まとまらない。
何から書いて、どこまで書いて、何をどう話せばいいのか、
完全に行き詰ってしまいました・・・
でも時間のない中、若干でも書き始めたので、UPだけはしたいなと、
無茶を承知で記事にしちゃいました、あは☆(←オバサン、可愛くないよ!)

おもしろかったです。
湿った空気感がずっと続き、少し重くて暗い、
時間もゆっくりすぎていくような不思議な世界でした。
苦手な人は、どんよりしてしまってダメかもしれませんが、
私はOK。
もう少し長くて、各々を掘り下げてもらったとしても構わないくらいです。
そして、絵師さま・今市子さんのイラストが、
もうっもうっもうっ、これ以上ないというくらいピッタリ!!
この雰囲気、他の方では絶対合わないと思いました。
ほんと、表紙&イラストって、重要ですよね~。
では、
意味不明の中途半端な感想ですが、もし気が向かれましたら ↓↓↓

★ネタバレあります。ご注意を!!続き ↓(read more)から。


◆拍手ありがとうございました。
エマニア~月の都へ 英国妖異譚(20) <篠原美季>
8月読書メーターまとめ 
への拍手ありがとうございます♪



********************************

(庭に植えられたが白い花を咲かせる)

僕はその白い花が好きでした。
とても小さくて儚いのです。とても甘い香りがするんです。
でも深緑の葉には棘があって、触るとひどく痛むのです。


********************************

これは文中の気になる一節を書きだしたものですが、
柊の名前の由来は『 疼木 』だそうで、
』は「いたむ・うずく」といった意味だとか。
そんな柊を兄のようだと思っていたのは稔。
兄と呼ばれたのはその従兄、宗司。
そう考えるのが普通なのですが・・・


さてこの物語について。
主人公・
稔の母・由美
由美の義姉・聡子
聡子の息子・宗司がメインのお話なのですが、
由美の義兄で聡子の夫・宜哉
由美の実兄・尚秋が大きく関わってきます。
その登場人物たちの絡み具合が複雑というか、
説明すると長くなってしまい、私の拙い頭脳では上手くまとめることができません。

表紙裏に書かれたあらすじ(読了後初めて読んだ)を記載しようとも思いましたが、
お話の半分を過ぎたあたり、ずいぶん後半までの内容が書いてあり、
それを読んでしまうと、若干おもしろみがなくなってしまうようで、
あまり書きたくない。
私自身も読まなくて正解だったなと思ってはいますが、
でもそこまで書かないと説明できないという感じもあるし・・・
私も今、どう書いていいか頭を悩ませるばかりです。

というわけで、ここにはそのあらすじを書きませんし、
簡単なあらすじも省略させていただきます。
(ネタバレしてるから一緒なんですが・・・・)
なので、未読の方には何が何やらさっぱりわかないかもしれません。
ごめんなさいっ!!


上記のとおり、あらすじを読まずに前知識もなく読んだものですから、
タイトルから「監禁もの?」と思ったり、読んでる最中には
「幽霊もの?ファンタジーなの?」と思ったりしたけれど、
いえいえとんでもない!
現実に生きる生身の人間の、愛や哀しみ、憎しみ、
ドロドロした感情そのものでした。

読みながら思ったのは、まず、
芸術というのは、その人となりが表れてしまうということの再認識。
まあ、芸術そのものが自己表現の手段であるわけだから、
何をいまさら、当然でしょ!って感じですよね。
でも、表現されていても、受け取る側にその素養・・・いや感性かな、
それがないと難しいことでもあります。

主人公の稔は美大に通い、好きな塑造に取り組んでいたのですが、
その作品・塑像は独特の形をしていて、
(おそらく)同性愛嗜好を持つ非常勤講師に、稔の性癖と想いを知られてしまい、
関係を無理強いされるという過去を持っています。
そしてそのせいで大学もやめ、塑造もやめなければならなかった事実。
美術に関心のない人ではなく、美大の講師であったからこそ、
稔の作品に感じるところがあったのでしょう。

稔の塑造・・・塑像を製作する過程は、秘かに想いを寄せる、
従兄の宗司への淫靡な行為そのものだったのです。
あからさまな形状をしていたわけではないと思うのですが、
一種異様な雰囲気があったのかもしれません。

物語の本筋は、従兄・宗司を秘かに想いつつも、
その情欲を気付かれぬよう必死で押さえている稔と、
彼を心ならずも愛しく思っている宗司の話として描かれていますが、
そんな稔の周りにいる(いた)人々、
母、叔母、叔父、従兄の過去から現在に続く愛情や憎悪、
憐憫や諦めが少しずつ露見しながら物語は進んでいきます。
そして意外な真実は、最後の最後にならないとわかりません。
ワケありだとは思って読んでいましたが、そこまでとは思いませんでした。

出だしは、誰かに宛てた手紙のような、
心情を吐露した文章から始まり、
それは1ページ弱ほどの、心の中の言葉で、
この本の中に、内容は違えど同じような形式で数回出てきます。
主人公・稔の心情なのだろうと思いながら読んでいた私は、
読了して再度見返してみれば、
それは尚秋の残した言霊だったのではと、思うようになりました。
この感想の冒頭に記した文章もそうです。
稔の言葉ととるのが当然だし、そうだと思うのですが、
私は、尚秋の心情とも重なる部分があるように感じてならないのです。
何しろ、誰もが心配していたような、同じような状況になりつつあったのですから。

でも稔は、尚秋とは違っていました。
時代も環境も異なってはいたけれど、何より稔の前向きな心が、
尚秋とは違う愛の形を作り上げていったのだと思います。

誰が一番ひどいのか?
誰が一番の被害者なのか?
誰もが人を欺き、自分を偽り、
でもそれが本当の人間らしさなのだと思わずにいられない。
自分の心を押し隠し続ける強さを持ち、
愛しい者の幸せを想い、でも自分の身をも守ることも忘れない。
ゆえに傷つき苦しむのだけれど、想いは止められない。
人としての強さは、想いの強さなのかもしれないと言われているようでした。

終盤、稔は偽湘南に尚秋が実際に残した二行の言葉を見つけます。

この庭に…名前はなく 
ただ愛に染まるだけ


それを読んだ時は知らず知らず涙が滲んできました。
長くない自分の命を思い、相手を想い、
本心を偽り、凌辱されながらもそれが唯一の尚秋の意地でもあった・・・
ただただそこにあるのは、生きた証。まぎれもない愛。
そして私は、この二行が(本書の)冒頭の吐露された心情から続く言葉であり、
想いに違いないと思えるのです。

自分の中で渦巻く情念を、告げられなかった者と、
告げることができた者。
前者・尚秋の無念を後者・稔が晴らしたのか、
封印された 『 閉ざされた庭 』 は やっと開け放たれたかのように見えます。
でも稔と宗司は、いまだ牧村という
いえ、宗司の母・聡子と稔の母・由美という二重の『 檻 』 の中に、
閉じ込められているように思えてならないのです。
二人にとっては 『 愛に染まる檻 』 に。


********************************

はぁ~、やっぱり何が言いたいのかわけわかんない感想だな(>_<)
すみませんm(__)m

テーマ : BL小説
ジャンル : 小説・文学

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Author:あると
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現実逃避(!)しています。
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BL、オタク風味、ネタバレ、妄想等あるのでご注意を!基本雑食なので、ファンタジー・人外・エロ・グロ・触手・痛い系・鬼畜、なんでもOK。でも一番の大好物は『切ないBL』です。『医療系』『音楽もの』にはついつい手がのびます。コミカルなものと『ヒゲ男』はちょっと苦手かも。『病弱受け』『クールツンデレ受け』に異常に反応。あ、『けなげ受け』も好物でした。
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