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蛇淫の血 <沙野風結子>
蛇淫の血 (f‐ラピス文庫)蛇淫の血 (f‐ラピス文庫)
(2006/06)
沙野 風結子 奈良 千春

商品詳細を見る
★★★★☆

書店で直接購入はしにくい表紙ですね。
ましてや、
うっかり「カバーかけて下さい」なんて言っちゃったら・・・!
見開きイラストも大変ですから~。
奈良千春さんのイラストというと、
私は英田サキさんの「エス」シリーズの印象が
一番強いです。
あとは樹生かなめさんの龍の~シリーズとか。
色っぽい絵で好きです。
ちょっと三白眼っぽいのが怖いですけど。

↓ネタバレあり注意!
 お子様は見ないでネ


「お前は俺に与えられた玩具だ」
凪斗を平穏な大学生活から引きずり出し、
監禁した男は言い放った。
その男、・角能は、岐柳組組長の隠し子である凪斗が
跡継ぎ候補になったこと、
凪斗のボディガードを自分が務めることを告げてきた。
だが、冷めた目、嬲るような扱いは、
凪斗を護る者のものとは思えない。
そして凪斗は催淫剤のせいで
浅ましく角能を求めてしまう。
弄ばれるたび、凪斗は屈しまいとしていた心が
壊されていくのを感じる・・・・。

5ページほどのプロローグを読むかぎり、
BLなんて雰囲気はなく、普通の小説。
穏やかな時間と、才能があるらしい画学生の話。
ところが本編に入った途端、
「敵」だの、「爆弾」だの。
ちっとも穏やかなんかじゃなく、
怒涛のように物語は進んでいきます。

見覚えのない送り主からの宅急便。
中から聞こえるのは
カチ....カチ....カチ....
「敵か?!」
「爆弾?!」
あわててセキュリティ会社に連絡をする凪斗。
普通の生活をしていたら、ありえない。
そんなところに連絡しても、
「ただの時計でしたよ」と笑われてしまうよ、
と思いながら読んでいると、
本当に爆発物。
そしてそれが事実と判明するのとほぼ同時に
一人の強健な男が部屋に侵入してくる。
敵か?!と思いきや、彼は凪斗のボディガードだと言う。

そこから物語りは始まります。

岐柳組組長の四代目候補となったために
命を狙われている凪斗を保護するために
一緒に生活をし始める凪斗と角能。
最初は拒否一色だった凪斗も
それなりに順応していきますが、
色々な試練が待ち構えていました。

催淫剤。
中に出さないと中和されないって、
そんなのないでしょー。騙されてんじゃないの?
と思いつつ、「萌え」だからOKってことで。
結構萌えポイントあるのですよ。
角能にトイレに連れていかれるところとか、
異母兄の手下に犯されそうになるところとか、
刺青を彫られて痛みに耐えているところとか。
私、受けが高熱だしてフラついていたり、
怪我したり、
気を失って倒れたりするのに
異常に萌えるのです。
それにくわえて、
普段、冷たかったり、傲慢だったり、いやなヤツだったりするのが、
必死に介抱なんかしてたりすると
萌え度UP!
凪斗が、刺青を彫られて発熱が続いている中、
凪斗の作品が展示されている美術館へ
角能と凪斗二人で行き、「樹の林檎」を見る。
高熱で朦朧としている凪斗に
「熱が高いな、帰るか」と
角能が冷たい手を凪斗の額に当てるところや、
凪斗が、角能の肩に頭を寄せるところなんか、
あぁ~、もうよかった~!

二人はずっと一緒にいるうちに、
互いを理解し、近づいていきます。

角能は、過去の経験から、
どこにも属すことのないよう一線を引くよう心がけている。
でも、凪斗が、岐柳組長の隠し子であるがため、
自分のトラブルにまきこまれることのないよう、
男女を問わず、誰も近づけなかったことや、
凪斗自身も気付いていない、
心の奥底にある「狂気」を知っていくにつれ、
自分を凪斗に捧げることを理解し、
凪斗のものになることを決心する。

凪斗もまた、恐怖や嫌悪が、
角能の過去や現在を知るうちに、
次第に好意に変わっていき、
角能が満たされるのなら、と
刺青を入れることを承諾する。

いや、いくら好きだからって、刺青は・・・・
彫ったらもう消せないんだよ。
望んでいた普通の生活は
もう望めないんだよ。
それでも、凪斗の中に隠れている血が
それを拒否できなかったのかなあ。
最後には
「俺は岐柳組四代目になります」
「だから、角能さんを下さい」と
言ってしまったしね。

周りにひた隠しにしてきた秘密。
自分でも目をそむけようとしてきた事実。
それらと向き合う覚悟ができたのでしょう。
「角能さんと一緒なら」と。

題名から受ける印象ほど
すごい内容ではなく、
わりとすんなり読了しました。
ただ、何故「蛇」なのか、
角能さんに小一時間問い詰めたいです(笑)。

エロ度はたっぷり。
どちらかというと硬質な感じの凪斗が、
その時はめっさ色っぽくなる。
角能もそこに翻弄されちゃってるんだよねー。
魅入られちゃった角能さん、
だから蛇なのかぁ?

これはシリーズみたいになってて、
続きが出てるんですね。
そっちも是非読んでみようと思います。


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